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転職エージェントの使い倒し方【転職②】

〜目次〜
✅当記事を読んでほしい方
 (エージェントについて知りたい方)
✅まずは「転職サイト登録」をしよう!
 まずは登録すべき、おすすめ転職サイト7選【転職③】
✅転職エージェントの使い方【基礎編】
1.転職そのものの流れを知ろう
 転職活動のざっくりした流れ【転職①】
2.希望条件を固める→希望条件にあった求人紹介
3.履歴書・職務経歴書の添削
✅転職エージェントの使い方【応用編】
1.業界特化のエージェントを見つけましょう
2.人事のリアクション探り
3.条件交渉
 自己分析の正しいやり方【転職④】
 面接ではここを意識しよう【転職⑥】
✅当ページのまとめ

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✅当記事を読んでほしい方
 (エージェントについて知りたい方)

当記事は「転職エージェントについて知りたい方」
への情報発信です。

・転職エージェントってどう決めればいいの?
・転職エージェントってどう活用すればいいの?

など、「転職エージェントの活用方法」について知りたいあなたはぜひご覧ください。

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申し遅れました!
わたくし、「ビジネスエリート」
略して”ビジエリ”と申します!

当ブログでは、私の実体験をもとに、
有益な情報提供をさせていただきます。

世に溢れる”評論家”ではなく、
全て自身の経験から
「プロとして語れる領域」
の情報だけをお話いたします。

簡単に経歴をまとめました。

◆早稲田大学卒業
 ・200名のイベサー代表を務め、リア充謳歌
◆新卒:日本生命保険相互会社
 →当時、日経就職ランキング1位
 ・飛び込み営業で2年連続同期トップ
 →歴代最高記録更新
 ・最年少営業部長就任
 →部長デビュー戦で全国2位/1500拠点中
 ・マネジメントした営業マン
 →累計400名
 ・保険、資産運用相談顧客数
 →累計3000名のコンサル経験
 ・保有資格CFP
 →ファイナンシャルプランナーの最高位資格
◆転職:不動産投資コンサルタントへ
 ・リクルート.コンサル業界.M&A業界で内定無双
 ・不動産投資コンサル会社複数の内定
 ・大手からベンチャーへキャリアチェンジ

 

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✅まずは「転職サイト登録」をしよう!

まずは、転職エージェントを活用する以前に
「転職サイト」に登録しましょう!
ここであなたはこんな疑問を抱くでしょう。
「転職サイトってどれ登録すればいいの?」
転職サイトとネットで調べるとたくさん出てきて、
どれも有名なサイトで悩んじゃいますよね。

結論から言うと、
【転職サイトは複数登録がおすすめ】です。
オプション機能など使わなければほとんど無料です。

複数登録するメリット・デメリットをご紹介します。

[メリット]
◆転職サイトごとに求人数
 →サイトごと登録者限定非公開求人があったりする

◆複数のエージェント面談が可能
 →一人だけでなく複数アドバイスを参考にできる。

特にエージェントについては、
一人だけとのやりとりはおすすめできません。
エージェント面談を何人もしているとわかりますが、
「能力・知識・経験」も異なりますし、
人対人のため、そもそも相性が合わない人も。
人生をお任せするに値する人かの見極めも大切です。

わたしは転職エージェントを「使い倒して」いました。
語弊がありますが、わかりやすく言えば、
自分からは言い出しづらい給与交渉や、
先方のリアクションを聞き出したり
「実は、条件面で競合他社と迷っているらしい…」
と伝えてもらって条件アップにも成功しました。
今思えば、担当エージェントは本当に親身になって、
転職成功を応援してくれたと感謝しています。

複数のサイトに登録して、
複数のエージェントと面談して、
最終的に「自分に合った応援団2.3人」
に絞っていくことが転職成功の鍵になると思っています。

[デメリット]
◆情報量が多くて迷う
◆大量のメール配信が鬱陶しい
◆エージェント面談で時間を割かれる

転職サイト登録で、大量のメール配信が始まります。
求人もあれば転職ノウハウもあり、
とにかく情報量が増えて困惑することでしょう。
「次回選考の案内がメールに埋もれてた」
なんてこともありました。

サイトに登録するとエージェント面談が組まれます。
「希望の条件は?キャリアは?」
など大体1回の面談で30分~1時間弱とられます。
仕事しながらのエージェント面談は、
その都度、静かで電波の良い所を探してなど、
スケジューリングは結構大変でした。

このようにデメリットもありますが、
「こういう条件で、この企業に行きたい!」
と固まっていない限りは、
多少のメールの多さ・スケジューリングのわずらわしさ
には目をつむりましょう。

転職は新卒以上に情報を自分で取る必要があります。
まずは、複数の転職サイトに登録して、情報収集し、
複数のエージェントとの面談で自分のやりたいことを定めていきましょう。

とはいえ、無数にある中で探すとキリがありません。
まずは王道のものに登録して、
その中で自分のキャリアイメージができてから、
専門性の高いものを追加登録するで良いと思います。
まずは登録すべき、おすすめ転職サイト7選【転職③】
を書いておりますので、ご参考ください。

 

✅転職エージェントの使い方【基礎編】

続いて、転職エージェントの使い方【基礎編】です。
ここでは、転職エージェントとの
「一般的なお付き合いの仕方」をご紹介します。

1.転職そのものの流れを知ろう

まずは、エージェント面談で
「転職そのものの流れ」を知りましょう。

転職活動始めたばかりの時は、
正直何から手をつけていいのかわからないですよね。
私もそうでした。
なので、とりあえず転職サイトに登録して、
エージェント面談を入れていました。

そうすると、面談の中で、
「今回の転職を考えたきっかけは?」
「希望の条件は?」など、
流れに沿って答えていくと自分の考えが整理されます。
一人の価値観ではなく、
複数のエージェント面談をすることにより、
今まで自分になかった視点が見つかったりするので、
まずは何人かエージェント面談をして
「なぜ転職をするのか?どういう転職をしたいのか?」
を少しずつ整理していきましょう。

転職活動の全体像は、
転職活動のざっくりした流れ【転職①】
にまとめてますので、ご参考ください。

 

2.希望条件を固める→希望条件にあった求人紹介

エージェントとの面談では、
「希望条件のすり合わせ」をしましょう。
年収・ワークライフバランス・業務内容・勤務地
などなど、転職先に希望するものを、
まずは挙げれるだけ挙げてください。
そして、エージェントとの面談の中で、
「特に譲れないもの」など優先順位をつけましょう。

希望条件がある程度固まってきたら、
エージェントから求人候補の紹介があります。
その求人候補を見て、
自分のイメージに合うものがあるのか、
または、全く条件に合うものがないのか。
「自分の転職市場での価値」が大体わかってきます。

ここで、意識したいのは、
「複数のエージェントと面談」をすることです。
一人の価値観だと見えないことも、
複数の面談をして、
複数エージェントの視点で求人紹介を受けることで、
共通点の多いものが見えてきます。中には、
「希望する条件に合うものが全くない」こともあるし、
「現職にいた方が良さそうだな」と、
転職ではなく、
現職のモチベを上げる結果になることもあります。

まだ、転職の序章を進めただけです。
「転職をしない」という判断をするのも、
将来設計を考える上では大切なことなので、
転職サイトに登録して、
エージェント面談をするぐらいまでは、
ぜひとも気軽に実践してみていただければと思います。

 

3.履歴書・職務経歴書の添削

希望業界や会社についてイメージがついてきたら、
実際に応募する際に必要な
「履歴書・職務経歴書」を作成してみましょう。

「いや、まだそんな急には」
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
書いたからと言って即応募というわけではありません。

事前にやっておいていただきたい理由は以下の通り。

・履歴書・職務経歴書で自身の経歴や強みがわかる
・エージェント目線で、添削をしてもらえる

履歴書・職務経歴書については、
一度作ってしまえば使いまわせますので
(転職は志望動機を書類時点で練る必要はありません。
 複数業界エントリーしましたが、全て同じで大丈夫)
自分の経歴を振り返る意味でも、
早い段階から作り始めましょう。

 

✅転職エージェントの使い方【応用編】

【基礎編】はどこのエージェントでも大差ないので、
そこまで深く考えずに進めましょう。

問題はここから先の【応用編】です。
応用編からは、
「どのエージェントに任せるか」が非常に重要です。

「どの段階までいったら【応用編】に移ればいい?」
については、ズバリ
「希望業界・会社が決まったら」です。

1.業界特化のエージェントを見つけましょう

希望業界・会社が決まってきたら、
「業界特化のエージェント」を見つけましょう。
エージェントは2種類いて、
①転職活動全般をサポートしてくれる人
②業界特化のエージェント

①は大手の転職サイトに登録すると、
自動的にキャリアや希望業界を見て担当がつきます。
【基礎編】までは、①で問題ありませんが、
あくまで「条件にヒットした求人を検索・紹介まで」
のサービスしかないことが多かったです。
具体的に「○○業界にいきたい」と決まったら、
その業界についての経験・知識の豊富な
「業界特化のエージェント」を自分で見つけましょう。

②の業界特化のエージェントに関しては、
同業界の他社との違いや、
実際に転職した方のその後など、
希望業界・会社に関する情報を豊富に持っています。
業界に関する詳しい情報を聞くことで、
業界研究・企業研究が進みますし、
「自分の持っていたイメージとのズレがないのか」
の大まかな確認ができます。
同時に、「なぜ他社ではなく弊社か」
という志望動機の強さにも繋がるため、
業界特化のエージェントとはコンタクトをとり、
こちらも複数の業界特化エージェントの意見を聞こう。

2.人事のリアクション探り

実際の選考でもエージェントは力を貸してくれます
例えば、面接官がどんな人か事前に情報収集したり、
面接時の地雷ワード(言わない方がいい発言)
を教えてもらったり、
また、「実際に転職した人はどこを評価されていたか」
などを聞いておくと「勝てる面接対策」ができます。
エージェントは企業の人事と密に繋がっているため、
その会社が
・どんな人材を求めているか
・どんな人材はマッチしないかを把握しています。
逆にいえば、この視点で質問をした時に、
納得のいく回答が返ってこない場合は、
能力不足と判断して別のエージェントを探しましょう。
注意点は、選考にエントリーしてからは、
エージェントを変えて再応募はできません。
あくまで情報収集は事前に行っておきましょう。

一次面接通過後にも、
「人事が抱いた自分の印象」
を必ずフィードバックをもらいましょう。
一次面接官は、次に通してからは自分の応援団です。
そりゃそうですよね。
「内定を取れる」と思ったから、
自分の次の面接官(=上司)に推薦したわけです。
なので、フィードバックを求めれば、
詳しく教えてくれます。

フィードバックを求めるポイントは以下のとおりです。
・どこを評価? →今後の面接でアピールする点
・どこが改善点?→今後の面接で改善する点
・懸念点はどこ?→「志望動機が弱い」など不安要素
などです。

同業界の他社選考でも役立つポイントのですので、
積極的にフィードバックは求めましょう。

3.条件交渉

わたしが一番エージェントを頼っていたのは
「条件交渉」です。

あなたが最終面接を控えているとイメージしてください。
次の面接では、内定前に「条件オファー」がきます。
年収はいくらで、どんなポジション(役職)で、
などいよいよ転職先が決まりつつある状況です。

少しでも将来を豊かにするために、
出来ることは全てやりましたか?

いくら好条件が良くても、
最終面接で社長に直接
「年収は○万欲しい!ポジションはリーダーが良い!」
などわがままを言えますでしょうか?
あまり良い印象は与えませんよね。

だから事前にエージェントに動いてもらうんです。
最終面接を控えているということは、
「企業が欲しい人材」に限りなく近いということです。
選考スタートの段階では、
「企業に行かせて欲しい人」だったのが、
「企業が求める人」に変わってきて、
パワーバランスに変化が起きているわけです。

例えば、私の実例をお伝えすると、
こんな方法を使っていました。

同業界のA社・B社・C社を受けています。
全て選考を通過して最終面接を控えている状態です。


◆提示額の引き上げ交渉

ビジエリ  「エージェントさん。
       次が最終ですけど、
       少しよろしいですか?」

エージェント「はい!いかがしましたか?」
ビジエリ  「どの会社も印象良くて、
       正直迷ってます。」

エージェント「決めては何になりそうですか?」
ビジエリ  「正直選べないので、条件。
       具体的には年収で決めます」

エージェント「ぶっちゃけたご希望は?」
ビジエリ  「評価も読めないのですが、
       どれぐらい出そうですか?」
エージェント「ビジエリさん相当高評価なので、
       未経験で最高の、
       700はいけると思います」
ビジエリ  「700ですか。
       正直800は欲しいです。

       じゃないと今の会社に残るかも…」
エージェント「ちょっと待ってください!
       800ですね?承知しました。
       私から探ってみます!」
ビジエリ  「700でも行こうと思う事も
       あるかもなので

       800ないとNOとは
       伝えないでください」

 

と、こんなやりとりをします。

・エージェントが話しやすいように、
・変な伝わり方がしないように、
コントロールしてくださいね(笑)

エージェントとの会話の中で、
自分の評価が高いと思ったら攻めてみましょう。
話の流れからですが、
無理な交渉をしないのがコツです。
未経験の最高額が700万なのに、
1000万希望です!とかは話が通りません。
相場プラス検討の余地があるラインで、
交渉してみましょう。

エージェントもインセンティブ制です。
内定が出ればお給料につながります。
せっかく内定が出そうな人材が、
目の前で転職を止めたら今までの努力が水の泡。
このやりとりをするとどうなるかというと

エージェント「社長!ここだけの話なんですが、
       ビジエリさんの希望が、
       800ぐらいらしくて」

A社    「800か。ん〜〜評価も高いし、
       最終面接次第では検討しよう!」

やりましたね!
これで面接次第で条件UP可能性が出ました。
わたしはこれで実際に、
過去最高額のオファーを頂きました。

 

◆他社比較の上での引き上げ交渉

A社から年収800万の内定が出て、
残すはB社とC社の最終です。
もちろんこれだけでは終わりませんよ!
できることは全部やります!!

ビジエリ  「A社からの年収800万嬉しいです!
       ただ、B社もC社も魅力的だなぁ」
エージェント「そうですね〜。
       ただどちらも未経験は700なんです。
       条件はA社が一番になるかと」
ビジエリ  「A社の年収800万での内定を、
       B社に伝えてもらえません?」
エージェント「承知しました。
       もう全部言うこと聞きます(笑)」

このやりとりをしておくと、

エージェント「社長!ここだけの話なんですが、
       A社が800万で内定みたいです」
B社    「800かぁ。。ん〜〜そしたら、
         面接結果で900万も考えよう。」

この流れで、わたしは実際に、
B社で年収900万でオファーを頂きました。
ここまで来たら、
勘の良いみなさんならお気づきですよね?
そうです。
同様のやりとりをC社との最終面接前におこない、
最終的にC社から1000万でのオファーを頂きました。

ここで疑問です。
「なんでそんなに上手く年収が上がっていくの?」
という疑問がありますよね。
答えは簡単です。「同業界だから」です。

A社・B社・C社は全て競合他社なんです。
あくまで、高評価の前提がないと通用しませんが、
B社からしたら、A社に優秀人材が行くことは、
自社の競合を強くしてしまうことになるんです。
C社も同様です。B社にビジエリがいくことで、
シェアが奪われる可能性があるんです。
だから無理のない範囲で
「あと少し条件を良くすれば、
 うちの武器になるならぜひ獲得しよう!」
と、なるわけです。

オークションもそうですよね?
良い商品があれば欲しいからお金を出す
→他の人も欲しいからもう少し値段を上げる
→もう少し上げたら自分のものになるかもしれない
→もう少し頑張って出す、、、
この繰り返しで価値が上がっていくわけです。

エージェントの力を借りればこのような事ができます。
言わずもがなですが、まずは自分が
「欲しいと思われる商品」
となれるかの方が大切です。

転職市場での戦闘力を上げたいあなたは、

自己分析の正しいやり方【転職④】
面接ではここを意識しよう【転職⑥】

も、ぜひご参考ください。

 

✅当ページのまとめ

長らくお付き合いいただき、ありがとうございました。
当記事のまとめです。

転職エージェントの使い倒し方【転職②】

✅まずは「転職サイト登録」をしよう!
 まずは登録すべき、おすすめ転職サイト7選【転職③】
✅転職エージェントの使い方【基礎編】
1.転職そのものの流れを知ろう
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 自己分析の正しいやり方【転職④】
 面接ではここを意識しよう【転職⑥】

 

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ぜひ、気になる情報が見つかったあなたは、ご参考いただければ幸いです。

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