❸Career 就活(新卒/転職/面接対策) キャリア論

大手とベンチャーの違い【転職⑧】

〜目次〜
✅当記事を読んでほしい方
(大手とベンチャーの違いを知りたい方)

✅キャリアを考えるために下準備
【自己分析を徹底しましょう】

 転職活動のざっくりした流れ【転職①】
 まずは登録すべき、おすすめ転職サイト7選【転職③】
 自己分析の正しいやり方【転職④】
 失敗しないキャリア形成の方法【転職⑦】

✅大手とベンチャーの違い
(←本日のメインテーマ)

1.大手とベンチャーって何が違うの?
2.待遇面(条件面)の違い
3.マインド面の違い
4.正直どっちが良いのよ?

✅当ページのまとめ

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✅当記事を読んでほしい方
(大手とベンチャーの違いを知りたい方)

 

当記事は「大手とベンチャーの違いを知りたい方」
への情報発信です。

・大手とベンチャーってどう違うの?
・大手とベンチャーってどっちが良いの?

など、「大手からの転職、ベンチャーからの転職」について考えているあなたはぜひご覧ください。

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申し遅れました!
わたくし、「ビジネスエリート」
略して”ビジエリ”と申します!

当ブログでは、私の実体験をもとに、
有益な情報提供をさせていただきます。

世に溢れる”評論家”ではなく、
全て自身の経験から
「プロとして語れる領域」
の情報だけをお話いたします。

簡単に経歴をまとめました。

◆早稲田大学卒業
 ・200名のイベサー代表を務め、リア充謳歌
◆新卒:日本生命保険相互会社
 →当時、日経就職ランキング1位
 ・飛び込み営業で2年連続同期トップ
 →歴代最高記録更新
 ・最年少営業部長就任
 →部長デビュー戦で全国2位/1500拠点中
 ・マネジメントした営業マン
 →累計400名
 ・保険、資産運用相談顧客数
 →累計3000名のコンサル経験
 ・保有資格CFP
 →ファイナンシャルプランナーの最高位資格
◆転職:不動産投資コンサルタントへ
 ・リクルート.コンサル業界.M&A業界で内定無双
 ・不動産投資コンサル会社複数の内定
 ・大手からベンチャーへキャリアチェンジ

 

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✅キャリアを考えるために下準備
【自己分析を徹底しましょう】

 

大手とベンチャーについて知る前に、
まずは、自分の希望を知ることから始めましょう。
私もそうでしたが、日中の業務に追われると、
キャリアについて考える時間なかなか無いですよね。

なので、無理矢理でも良いから
「自分の将来を考える時間」をとってみてください。

「転職活動をスタートしてみて、
 今の会社の良さに気づき、頑張ろうと思った」等、
現職のモチベアップに繋がった人も何人もいます。

「新卒ぶりに自分と向き合ったら、
 社会人経験を経て、明確にやりたい事が見えた」等、
ぼんやりしていたキャリアが見つかった人もいます。

お試しでいいです。
転職活動を始めるとこんなメリットがあります。

・自分のやりたい事が明確になる
・今の自分の市場価値が見えてくる
・今の会社が恵まれているかがわかる

現職に不満のあるなし
やりたいことのあるなし
どちらでも構いません。
転職活動を”試して”みて、
得るものは多いですが、失うものはありません。

「そこまで言うなら、試してやんよ!」
と思えたあなたは、
具体的な手順を別記事で紹介しています。
ぜひ、ご参考いただければ幸いです。

転職活動のざっくりした流れ【転職①】
まずは登録すべき、おすすめ転職サイト7選【転職③】
自己分析の正しいやり方【転職④】
失敗しないキャリア形成の方法【転職⑦】
 

✅大手とベンチャーの違い
(←本日のメインテーマ)

 

就職活動、転職活動において、
「大手とベンチャーってどう違うの?」
「大手とベンチャーってどっちが良いの?」
この比較は必ず通る道だと思います。

私自身が新卒では、
超大手金融機関である日本生命に入社し、
10年弱お世話になりました。
そこから、ベンチャーに転職をしたのですが、

正直、とんでもなく迷いました。

現職に不満があったわけでなく、
待遇面も評価も非常に恵まれた環境にいました。
・給与面
・福利厚生
・安定感
どれをとっても抜群の環境だっただけに、
「この恵まれた環境を捨てて転職は正解か?」と、
とことん悩んで悩み抜いての決断でした。

おそらく、転職に踏み切れない方の中にも、
同じ悩みを抱いている方は多いのではないでしょうか?
ぜひ、当記事でお悩みが解消できればと思い、
私の実体験だけでなく、
同じく大手からベンチャーへの転職をした友人の声
を載せますので、ご参考ください。

 

1.大手とベンチャーって何が違うの?

 

大手とベンチャーの違いは、大きく二つです。
①待遇面(条件面)の違い
②マインド面の違い
この二つです。

働く会社が違えば、環境が変わるのは当たり前ですが、
同じ業界でも、大手とベンチャーは、
あまりの環境の違いにカルチャーショックを受けます。

当記事では、この二つの違いについて掘り下げます。

 

2.待遇面(条件面)の違い

 

待遇面(条件面)の違いでいうと主にこんな所です。

◆給与制度

 

大手企業はほとんどがいわゆる「年功序列」です。
成績1位だろうが、チームの大半の売上をあげようが、
新卒は年収300万
→2年目は360万
→5年目で700万
→30歳だと1000万
のように、決められた年次で決められた給与水準。
ブレが少ないのが大企業です。
「会社に存在」さえすれば、
一律ベースアップする安心感がある反面、
デキる社員からの不平が起きることもあります。

対して、ベンチャーはいわゆる「成果主義」です。
できる社員には相応の対価を支払い、
できない社員は給与ダウンもありえます。
「会社は利益をあげるところ」という意識が醸成され、
プレッシャーもある環境ですが、
「なんでこんなにやってあいつと同じ給与なんだよ!」
みたいなストレスは少ない印象です。 

 

◆給与そのもの

 

一概には言えませんが、総じて
「大手は、ベンチャーより給与水準は高い」です。

大手企業の場合、
圧倒的な資本があるため、
入社段階で安定した給与水準を保障されるだけでなく、
年功序列で段階的に給与は上がるため、
今の地位・給与を捨てられず、
転職に踏み切れない方も多いかと思います。
 

「一概には言えない」と言った点について。
大手は「こいつすごいできるから大幅給与アップだ!」
とはなりません。

明確な給与制度によって、
あらかじめ役職・給与は年次ごと決められてます。

ベンチャーの場合は、
経営の一存で若くして重要なポジションに抜擢され、
大幅に給与アップすることも可能です。
この点が、「一概には言えない」と言った理由であり、
能力に応じて満足のいく給与を得ることも可能です。

 

◆福利厚生

 

福利厚生については、ここだけは断言できます。
「大手の福利厚生制度はめちゃくちゃ恵まれています」

・社宅、家賃補助
・ボーナス
・産休、育休
・年間休日数

など、お金に関わることから、
働き方に関わる所まで、大手はとにかく充実です。

単に年収の違いだけではなく、
給与に見えてこない住宅補助などが大きいです。
私の場合、家賃10万の所に月3万で住んでました。

ただ、私と同じ感覚の人も多いと思いますが、
こういった福利厚生って、
いつのまにか「当たり前」に感じちゃうんですよね
冷静になって考えると、
家賃だけで毎年100万近く負担してもらっています。
でも、その生活が何年も続くと、
ありがたみとかって感じなくなってしまうものです。

転職をしたら、諸々の福利厚生が使えなくなる。
また、現職の福利厚生はどれだけ充実しているか。
ここは一旦見つめ直しておくべき点でしょう。

◆社会的信用

「社会的信用なんてどうでも良いよ!」というあなた。
その考えは間違ってます!
何より、私も社会的信用のある・なしなんて、
考えたこともありませんでしたし、
どんな時に影響するか、
気にしたこともありませんでした。

イメージしてみてください。

かねてよりお付き合いしていた方と結婚をして、
「よし、賃貸じゃなくて家買おう!」
と幸せな生活をイメージして踏み出しました。
家を買う時、現金一括だと買えませんよね?
住宅ローンを組みます。
こういったローンを組む時に、
金融機関(=ローンを貸す側)はどこを見ているか。
借主の信用度です。
「どんな企業に勤めていて、年収はどれくらい?」
などを見るわけですが、
「どんな企業に勤めているか」
これってめちゃくちゃ大事なんです。
あなたが、ローンの融資担当だとして、
・設立100年/従業員50万人/資本金5000億の上場企業
・設立5年/従業員20名/資本金1000万のベンチャー
どちらに勤めている人に融資したいですか?

「がんばってるし、ベンチャーの人!」
とはならないですよね?
ローンを組むには勤務先の信用度が見られますし、
やはり大手の方が圧倒的に信用は高いです。
もちろん、ベンチャーがローンを組めないか?
といったらそんなことは全くありません。
しかし、信用度で金利が変わるなど影響はあります。
こういった面も、後悔のないように、
判断する時には見るようにしましょう。

 

3.マインド面の違い

 

待遇面(条件面)だけ見ると、
大手企業の方が良さそうに見えますよね。
結論、その認識で間違いないと思います。

年功序列VS成果主義などの違いはありますが、
全体的な給与水準や福利厚生、
社会的信用は大手が強いことは間違い無いです。

ベンチャーへの転職をお考えの方は、
「マインド面」
を求めて転職する方が多いのではないでしょうか。

◆仕事の裁量

大手企業の場合、業務の幅は正直狭いです。
多くの従業員で会社を支えているため、
部署も細かく分かれており、
部署内でも業務内容ごとにチームが細分化されており、
「自分がやる業務は全体の一部分」
というイメージが強いです。

 

対して、ベンチャーの場合は、
「なんでもやります」
会社の利益につながる仕事の流れが、
上流から下流まで全て経験できることも多く、
業界の専門性の取得であったり、
ビジネスの流れを吸収するには最適かと思います。
また、一人当たりの業務量も多いため、
仕事のこなし方・スピード感も成長度が高いです。

 

◆自由度・スピード感

 

大手企業は意思決定の自由度は非常に狭いです。
誰がその業務を行っても同じ成果が得られるよう、
マニュアル化が進んでおり、
「いや、ぶっちゃけこの方が良くない?」とか
「こんなことがしたいんですけど」みたいな意見は、
ほぼ通りません。

また、スピード感においてもゆったりというか、
遅いというか、ノロいというか…
一つ物事を進めるのに、
「まずは、チームリーダーの許可をとって、
 課長のハンコをもらって、それを本部に流して、
 不備があったから戻ってきて、」
いや、もうなんなの?進める気ないの?
というぐらい面倒だったりします。
これも大企業勤めを経て感じた特徴です。

 

対して、ベンチャーは自由度は非常に高いです。
社員一人一人が「会社の成長」を真剣に考えて、
意見を積極的に出し、
良いアイデアは積極的に取り入れていきます。
社員発案のアイデアが福利厚生制度に繋がったり、
人事制度として確立したりなど、
社員も意見が通ると思えば積極的に発案しますよね。

また、スピード感においてもベンチャーは早い
いや、早過ぎます。
大手から来た方はこの点、非常に戸惑うと思います。
どんどん意思決定が進み、
1年、半年、1ヶ月、1日と、
会社が新しい方向にどんどん変わっていきます。
必死についていかないと取り残されていく感覚は、
成長にも繋がっているのではないでしょうか。

 

◆やりがい・責任感

 

大企業にいた時には、
「会社をよくしていこう」
「会社のためにここをこうしたら良いのでは?」
という意識はほとんどなかったです。

なぜこの意識が出てこないかと考えたのですが、
自分が「何万人といる社員の一人に過ぎない」
と思っているからです。
経営陣が考えた方針が所属する部署に降ってきて、
所属部署から具体的な業務として自分に降ってくる。
「与えられた仕事をまっとうする」がミッションです。

営業部長として全国2位を獲得した時に思ったのが、
「これはどれほど会社にインパクトがあるのか?」
ということです。
正直、ほぼ無いと考えています。
私の代わりはいくらでもいるのです。
大手企業では、
「この仕事で会社を良くしていこう」
「社会にインパクトを」
という感覚はありません。
よーいドン!で、
出世レースを始める社員同士の順番争いがテーマです。
そこにやりがいを感じ、
出世街道を歩むことに全力を尽くしながら、
上司の評価をGETすることに執着できる。
そんな方は恵まれた大手サラリーマンとしての働き方に合っているのではないでしょうか。
 

 

ベンチャーで磨かれるのは「圧倒的当事者意識」です。
自分の仕事の会社への影響度を感じやすく、
自分の仕事が会社のどこに貢献できていて、
社会に対してどんなインパクトを与えているのか?
そんな、影響力が見えやすく、
やりがい・責任感を持って仕事に取り組みやすいです。
やりがい・責任を持つということは、
同時にプレッシャーでもあり、やりがいでもあり、
そんなヒリヒリした環境に身をおくことで、
ビジネスマンとしての成長度も加速します。
仕事の軸が、社内出世や安定にはなく、
「成長」「やりがい・達成感」にある方は、ベンチャーが向いているのではないでしょうか。

 

 

4.正直どっちが良いのよ?

 

ここまで、大手・ベンチャーを比較してきましたが、
「じゃあどっちが良いの?」と聞こえてきそうです。

結論から言います。

 

大手とベンチャーは

どっちが良い・悪いという優劣はない
どっちが自分に向いているか・向いていないか
適正を見極める

 

これが結論です。

要は、あなたがどんな働き方をしたいかです。
そして希望する働きかたは、
社会人経験を経て変わってくるものです。

私は、新卒の時は
・ブランド力がある会社に行きたい
・年収が高くて、安定した会社にいきたい
・大企業の中で社内出世して偉くなりたい

こんなことを考えて、日本生命に入社しました。
しかしながら、実際に働いてみて、
恵まれた環境で、社内出世も順調であったものの、
どんどん考えが変わっていくことを感じました。

・会社の看板でなく自分の名前でビジネスしたい
・保険以外の専門性を磨いて、
 独立する際の武器を増やしたい

・大企業とかベンチャーとか、
 そんなん自分の働き方次第だからどうでもいい

もはや、180度変わりましたね。
日本生命でのサラリーマン生活に、
不満があったわけでは全くありません。
ただ、社会人経験を経て、
プレイヤーとしての営業、
営業部長としてチームマネジメントを経験して、
「将来どうありたいか」が変わった。

そして、将来の目指す姿に近づくために、
現職に留まるよりも転職の方が近道だった。
ただ、それだけのことです。

あなたが仕事をする上で大切にしているものは?

給料ですか?福利厚生ですか?
成長ですか?やりがいですか?

大切にしているものが、
転職で満たされるならば転職をすれば良いし、
やっぱり現職にとどまった方が、
満たされる可能性が高いと思えば、
現職をとことん頑張りましょう。

繰り返しになりますが、
転職活動を”試して”みて、
得るものは多いですが、失うものはありません。

ぜひ、ご自身のキャリアに悩まれた時は、
転職活動を通してご自身を見つめ直してください。
みなさまが、
「自分に合ったキャリアを歩むこと」
を心から願っております。

 

✅当ページのまとめ

 

長らくお付き合いいただき、
ありがとうございました。
当記事のまとめです。

 

大手とベンチャーの違い【転職⑧】

✅当記事を読んでほしい方
(大手とベンチャーの違いを知りたい方)

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1.大手とベンチャーって何が違うの?
2.待遇面(条件面)の違い
3.マインド面の違い
4.正直どっちが良いのよ?

 

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ぜひ、気になる情報が見つかったあなたは、
ご参考いただければ幸いです。



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