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退職する時のポイント【転職⑩】

〜目次〜
✅当記事を読んでほしい方
(退職する時のポイントを知りたい方)

✅退職する時のポイント
(←本日のメイン)
1.内定取るまで退社申し出してはいけません
2.退社の何日前に伝えればいいの?
3.退社日と転職先の入社日
 (社会保険の関係)

4.権利主張 VS 円満退社
5.人間関係について
    
✅当ページのまとめ

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✅当記事を読んでほしい方
(退職する時のポイントを知りたい方)

 

当記事は「退職する時のポイントを知りたい方」
への情報発信です。

・内定もらえたけど退社申し出をするのが怖い
・退社する時の注意点とかってあるの?

など、「退社申し出の仕方や、注意点を知りたい」
と悩んでいるあなたはぜひご覧ください。

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申し遅れました!
わたくし、「ビジネスエリート」
略して”ビジエリ”と申します!

当ブログでは、私の実体験をもとに、
有益な情報提供をさせていただきます。

世に溢れる”評論家”ではなく、
全て自身の経験から
「プロとして語れる領域」
の情報だけをお話いたします。

簡単に経歴をまとめました。

◆早稲田大学卒業
 ・200名のイベサー代表を務め、リア充謳歌
◆新卒:日本生命保険相互会社
 →当時、日経就職ランキング1位
 ・飛び込み営業で2年連続同期トップ
 →歴代最高記録更新
 ・最年少営業部長就任
 →部長デビュー戦で全国2位/1500拠点中
 ・マネジメントした営業マン
 →累計400名
 ・保険、資産運用相談顧客数
 →累計3000名のコンサル経験
 ・保有資格CFP
 →ファイナンシャルプランナーの最高位資格
◆転職:不動産投資コンサルタントへ
 ・リクルート.コンサル業界.M&A業界で内定無双
 ・不動産投資コンサル会社複数の内定
 ・大手からベンチャーへキャリアチェンジ

 

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✅退職する時のポイント
(←本日のメイン)

 

当記事をご覧いただいているということは、
退社申し出で頭を悩ませていることだと思います。
現職が嫌で辞める方もいれば、
キャリアアップしたくて辞める方もいらっしゃるかと。

何にせよ、
「現在の勤め先に唾を吐いてやめる」
ことはおすすめできません。

現職にお世話になっていると感謝の気持ちがある方であれば、
そんなことはしないと思いますが、
現職への不満が爆発して辞めてしまう方もいらっしゃるかもしれません。

しかしながら、
現職とはどこで繋がるかわかりません。
・転職先の取引先として辞めた会社があった
・辞めた会社の元同僚が転職先のお客様
・転職先のビジネスパートナーとして、
 辞めた会社に商談にいくことになった

など、今後もお付き合いある可能性はありますし、
円満な辞め方であれば、
今後はパートナーとなる可能性もあります。

「できる限り円満」に
しかしながら、
「権利として主張できる部分は泣き寝入りせず」
下記のようなポイントに沿って、
正しい退社の流れで新天地に旅立ちましょう!

 

1.内定取るまで退社申し出してはいけません

 

「決めた!転職するぞ!まずは退社を伝えよう!」
……は絶対NGです!

退社申し出をするのは、
転職先が決まってからにしましょう。

では、転職先を決めずに退社申し出すると、
どんなリスクがあるでしょうか?

・なかなか転職先が決まらず、
 焦って決めなければならない事態に
・会社からの対応が変わる恐れがある
・「現職に残る決断をした時」以前と扱いが変わる

など、内定前に退社申し出をすることは、
多くのリスクを抱えます。

「転職を絶対にする!
 すぐ決まらなくても現職に残るつもりはない」
という方もいれば、
「納得いく転職先が見つからなければ、現職を続ける」
という方もいらっしゃると思います。

特に後者は、一度でも退社申し出をした従業員は、
会社から「いつか辞めるやつ」認定をされます。
せっかく、現職で頑張る決断をしたにも関わらず、
昇進に響いたり、冷遇に繋がるケースもあるため、
注意が必要です。

退社申し出をするのは、内定をもらった後。
それまではスケジュール調整が難しくても頑張って
「こっそり転職活動」を徹底しましょう。

 

2.退社の何日前に伝えればいいの?

 

結論からいうと、
「退社予定日の2ヶ月程度前に伝える」
のがマナー的にも、スムーズでしょう。

「いや!もうそんな待てませんよ!」
という方は、あくまで上記は”おすすめ”です。

まず、退社するまでの期間として、
最低限守らなければならないのは、
「就業規則に定められた期間」です。
企業によっては定めてないケースもありますが、
多くは「2週間〜1ヶ月」あたりです。

では、これより短い場合認められないのか。
また、就業規則に定めのない場合は?
=法的には「退社日の2週間前までに」
となっています。

ただ、法的には認められていても、
いくらなんでも急すぎます。
・引き継ぎはしっかりできますか?
 (後任と取引先に挨拶・事務を教える)
・退社書類や、社内の荷物整理は間に合いますか?
・お世話になった方への挨拶などはできますか?

など、諸々考えると、
やはり2ヶ月程度前にはお伝えして、
余裕を持って退社手続きを進めることをお勧めします。

 

3.退社日と転職先の入社日
(社会保険の関係)

 

このあたりは知識がないと、
手続きが面倒な場合があるので注意しましょう。
おすすめは「間を空けないこと」です。
理由を下記の通り、ご説明します。

Q:現職で有休消化しながら、
  転職先で働き始めちゃダメなの?

A:二重就労禁止の規定に触れるケースがあります。
  基本は被って在職はNGです。

Q:現職の退社日と、転職先の入社日で注意すべきは?
A:おすすめは間を空けないことです。
  現職3月31日(水)退社なら、
  転職先4月1日(木)入社日 と、調整しよう。

Q:もし、間が空いちゃったら、何がいけないの?
A:間が空くと社会保険の手続きが非常に面倒です。

 

 

(例)現職3月15日退社日 → 転職先4月1日入社日

・健康保険
=健康保険は退社日で資格喪失します。
 よって、3月15日に切れて、
 3月16日から3月31日までが無保険になります。
 そのため、ご自身で市町村役場まで行き、
 国民健康保険に一時加入する手続きが必要です。

・厚生年金
=離職期間がない場合(※)や、
 退社日と入社日が同じ場合は、特段手続きは不要。
 ただ、当ケースのように、
 入社日が退社日の翌月以降の場合は、
 役所で国民年金へ切り替えが必要。

※3月31日(水)退社日、入社日4月1日(木)など

 

最低限覚えておくポイントは上記3つぐらいですが、
とにかく「間を空けないこと」が大切です!
   

 

4.権利主張 VS 円満退社

 

「有給消化してもいいのかなぁ?」
「ボーナスもらってからやめて良いのかなぁ?」
って迷ってる方って多いんではないでしょうか。

これは、あくまで個人的な意見ですが、
「権利は権利です。主張しても良い」です。

ただ、中には、会社の人間から、
「有給消化して辞めるなんてありえない」
「ボーナス取って辞めるなんてマナー違反」
みたいなしょうもない事を言われる事もあります。

もうね。
「うるさい」としか思いませんでした。

しょうもないイチャモンつけてくる人って、
対して世話になってない人間なんですよね。

今までお世話になって、
転職することに対して罪悪感だったり、
育ててもらったのに申し訳ないと思う相手ほど、
「お〜、それはお前の権利だからな!」
「有休消化中に飲みいこ〜や」
と、温かいお声をかけてくださりました。

個人的には、辞めると決まった瞬間、
あれやこれやとイチャモンつけてくる相手と、
「今後も付き合っていくつもりはない」し、
そういう相手には、
「ガンガン権利主張してもいい」と思っていました。

あくまでここに関しては、
個人の自由だと思います。

ただ、権利は権利です。もし、私と同じ考えなのに、
「ちょっと怖いから言い出せない」
という方は安心して権利主張しましょう。

権利を認めないことは「会社側としてもリスク」です。
ちょっとビビらせてきてるだけです。
断固曲げないつもりで権利主張すれば認められます。
なぜなら、権利だからです。

 

【具体的な権利について】

◆有給取得
 =労働者の有給取得の希望を妨げてはならない
◆ボーナス
 =賞与を受け取る資格があれば問題ない
 ※就業規則で「支払日に在籍」が要件の場合も
◆役職手当など
 =退職を理由に、不当な人事をしてはならない
 ※有休消化期間に役職を外す等は原則的に違法

 

 

5.人間関係について

 

「会社の人は好きだから辞めたら人間関係が崩れる?」
って考えている方もいらっしゃると思います。
正直、私自身、現職に対して不満はなく、
一緒に仕事してきた同僚・上司・後輩は大好きでした。
「恵まれた人間関係を捨てたくない」
というのは退職するかどうかの悩みの種でした。

同じような悩みをお持ちの方。
私の実体験や、
他の転職者たちの声も含めてお伝えすると、

転職を機に切れてしまう人間関係はそこで終わり
転職後も付き合える関係を大切にしよう

私は転職が決まったタイミングで、
お世話になった同僚・上司・部下にご報告しました。
「今まで育ててやったのに不義理なやつだ」
という声は覚悟していたものの、
【お世話になった・今後もお付き合いしていきたい】
と思っていた人ほど、暖かく送り出してくれました。

印象的だったのは、一番お世話になって、
成長させてもらった上司からの一言です。
「同じ会社だから可愛がってたわけちゃうし、
 一人の人間として可愛がってたつもりや。
 今後ともよろしく頼むわ。頑張れよ!」
めちゃくちゃ有難かったですし、
この言葉を励みに新天地で頑張ろうと思えました。
かつ、「あいつ辞めなきゃ良かったのにな」
と思われたくないから死ぬほど努力しようと、
覚悟の決まった一言でもありました。

人脈・人間関係は量があれば良い訳ではない。
現職で得た”真の人脈”とは、
「この人は今後も付き合いたい」
そう思える関係の数と質だと考えます。

今までの現職で努力してきた人であれば、
必ず”真の人脈”ができているはずです。
”真の人脈”を大事に、
そこには不義理がないように、
円満な退社手続きで、
良いスタートを切れるようにしましょう!

あなたの将来がより良いものになることを、
心から願っております。

 

✅当ページのまとめ

 

長らくお付き合い頂き、
誠にありがとうございました。
当ページをまとめると、

 

退職する時のポイント【転職⑩】

✅当記事を読んでほしい方
(退職する時のポイントを知りたい方)

✅退職する時のポイント
(←本日のメイン)
1.内定取るまで退社申し出してはいけません
2.退社の何日前に伝えればいいの?
3.退社日と転職先の入社日
 (社会保険の関係)

4.権利主張 VS 円満退社
5.人間関係について

 

各項目の詳細な別記事もぜひご覧ください!
気になる情報が見つかったあなたは、
ぜひ、ご参考いただければ幸いです。



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